2020年に身につけた技術まとめ
2020-12-30
- 技術
- JavaScript
今年はレガシー系 SIer 企業から転職し、モダン技術を選択できる会社のエンジニアとして働くことになった。
設計開発が 8:2 から現在では 2:8 / 1:9 ほどの割合になっているため、開発力についてはかなり向上できた。
インフラ的知識や構造化などの知識も身につけることができたが、基本的には JavaScript 漬けだった。
また、toB から toC 寄りになったためスケーラビリティや拡張性に意識を置くようになり、
プロジェクト期間が長くなることで身につくスキルが減る懸念については全く問題なかったと感じる。
今年いくつかの LT で目にした「最新技術はベストプラクティスの集合体」という考え方がすごく良かったため
新しい技術についてペスプラが固ったら勉強しようという流れから情報はザクザク入れて
知識として処理していくべきだと強く思った一年だった。
開発
バックエンド開発については express を使用した API サーバー作成から websocket 等を使用した開発ができ、
一般的な Web アプリバックエンド開発については一通りこなせるようになったと思う。
前職では VisualStudio に頼り切りでほぼ linux を触ることがなく使えなさによる多少の抵抗感があったが、
ECS 中心の開発もできたためインフラ知識についても業務レベルまで問題なくキャッチアップできたと思う。
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JavaScript / Node.js
- 業務+個人開発で使用。昨年までの知識と比べて実務でガリガリ書いて本気触りしていたため 静的型付け言語と比べて開発の速度感や npm の便利さに驚いた。
- 一般参考書レベルで言う中~上級程度までは問題なくこなせるようになっているため 3 月程度を目安に 仕様知識が薄い部分やパターンをキャッチアップしていきたい。
- express、axios を中心にフロント側もバックエンドも一通してこなせるようになったため、 今後は知見のあるモジュールを増やすことや流行をピックしていけるよう知識収集力を高める。(twitter も活用)
- 珍し目のところだと WebRTC も結構深いところまで触った。datachannel 周りが理解できてしまえば汎用性が高いので、今後なにか作る際のため時間があったらまとめていきたい。
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React
- ほぼ Gatsby としての理解。props 関連の知識は乏しいところがあるが Hooks が便利みたいなので Next を触るタイミングでそのへんの知識をつけて行こうと思っている。
- Gatsby は基礎レベルなら簡単だが Node.js と React 力がだんだん必要になる所が勉強教材としての魅力を感じた。
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Docker / ECS
- おもに業務で使用。
- スクリプト関連についてはまだ弱いが自宅での学習コストが高いため、業務に学習を混ぜ込んでうまくキャッチアップしていきたい所。
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Firebase
- 個人開発のデプロイ先として使用。認証周りが簡単、Cloud Function が便利と汎用性の高さを感じた。
- スケーラビリティを考えると個人用途の気が強く、Varcel の存在もあるので Next 知識とトレードオフな感じ。これからどうなる heroku 君。
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GraphQL
- 基礎的な概念と Gatsby での挙動について理解。
- 新規導入や細かい繋込み(バックとつなげる?)等の知識が付けたい所。
- まだ世間的な利用については薄めなため、他レイヤよりは低優先で取り組む。
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Netlify
- ホスティングに使用。
2021 年にやりたいこと
Next.js
2019 年のサーバー用モジュールで express に次いで二位だったこと、
React 系フレームワークとして評価がとても高いことから他のプロジェクトで採用されたり、使えることがメリットになる可能性が一番高い。
個人開発 SSR 用としても文句ないので来年の第一選択肢としておく。
Go
実行速度だとか並行処理だとかを考えて、Node.js だと限界な場合に使えるため時勢からも Go 一択。
Next で作った Web アプリで叩けるモジュールが CloudFunction とかで作れれば一番いいと思っている。
ex.超エコで超高速なやつらの性能比較: Go vs Node.js (vs Vert.x)
発表会・もくもく等への参加
年の後半になって少しずつ企業が開催しているオンライン発表会を見るようになったが流行がわかったり、
キャンペーン的なメリットもあったため、できるだけ参加しておくと良いと感じた。
なんにせよモチベーションが上がること・メリハリが付くこともあるためできるだけ参加していきたい。
「常に新しいことに挑戦する」という目標を掲げ、公私ともに新しいことができた一年だった。
色々と余裕を持って勉強できたため、2021 年は将来を見据えた学習を進めていきたい。